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2007年1月16日 米国マサチューセッツ州ボストン発 - 国際標準化コンソーシアム OASISは本日、同会員が、ebXMLビジネスプロセス仕様スキーマ(ebXML
BPSSすなわちebBP)バージョン2.0.4を、同組織の最高批准レベルであるOASIS標準として批准したと発表しました。ebXML
BPSSは、XMLを使用してビジネス・コラボレーションの定義の自動化と予測可能な交換を推進するビジネスプロセス基盤を定義します。
ebBPは、eビジネス領域における、あるいは協働パートナー間のビジネス・トランザクションを使用し、ビジネス・パートナー間の協働プロセスの一部として、強靱なビジネスプロセス手法をサポートします。ebBPの設計は、OASIS技術委員会に、各分野の専門知識やビジネス要件を提供したグローバルなe-ビジネス・ユーザの現実のニーズを基にしています。ebBPによってサポートされたコラボレーションは、容易に管理でき、完全に追跡が可能です。
「ebBPは、自由に入手可能で、ebXML OASIS標準(ISO 15000)の2.0スイートと、多くのルール、表記法、Webサービス、EDI、BPMN、そしてその他の広く普及している仕様やシステムと互換性のある協同的なビジネスプロセス・モジュール向けのオープン・アーキテクチャを定義しています。ebBPは、ロイヤリティ無料のインフラストラクチャであると言えます。」と、OASIS
ebXMLビジネスプロセス技術委員会の共同議長であるサン・マイクロシステムズのMonica Martin氏は述べています。
ebBPは、ebXML(Electronic Business using eXtensible Markup Language)仕様群の一部です。オリジナルのebXMLプロジェクトは、規模と場所に関わらず企業が、インターネット上でビジネスを実行できるようにすることを目指して、1999年にOASISと国連のCentre
for Trade Facilitation and Electronic Business (UN/CEFACT)によって開始されました。ビジネスプロセスに加えて、オリジナルなフレームワークは、コア・データ・コンポーネント、コラボレーション・プロトコルの合意、メッセージング、そしてレジストリとレポジトリといった、4層からなる実質的なデータ仕様を定義しました。OASIS標準やUN/CEFACT勧告を含む5つのその他のebXMl仕様は、2004年にISOによって批准されました。今日、ebBPを含めたこれらの仕様は、効果的に協同稼働しており、進化するe-ビジネス要件に応えるために、その他の新たに登場する技術仕様を利用するために統合されました。
「BPSS バージョン1.0で、私達は、複数の組織間のコラボレーション用の土台を構築しましたが、同時に、契約上の義務、セキュリティとアイデンティティ、そして実装要求といった事項が不十分であることを理解しました。その時以来、どのようにしてビジネス・コラボレーションが電子的に実装されるかに関する業界の正しい認識が、劇的に広まりました。ebBPは今日、複数組織の間のビジネス・コラボレーションを開発する際の、最も高度化したビジネス標準として位置づけられています。」と、OASIS
ebXMLビジネスプロセス技術委員会の共同議長であるAxway社のDale Moberg氏は述べています。
「オリジナルのebXMLプロジェクトと同じく、ebBPは、無料で誰でも自由に入手できます。それは、いかなるベンダーにも依存せず、地理的な制限もありません。ebBP
OASIS標準は、e-ビジネス・プロセス・モデリングとe-ビジネスソフトウェア・コンポーネントの実行とを繋ぐ役割を果たします。」と、OASISのプレジデント兼CEOであるPatrick
Gannon氏は述べています。
Axway社、ENEAイタリアン研究組織、そして富士通が、ebBPの実装の成功を検証しました。オープンソース・エディタであるfreebxmlbpは、Middle
East Technical University (METU)によって開発されました。
「ebBP OASIS標準は、代表的な中小企業の欧州言語ネットワークを可能にする強力なツールで、更に効率的で透過的な手法でビジネス・コラボレーションの共通モデルを具体化します。新しい技術、エネルギー、そして環境に焦点を当てている政府機関が、イタリアの地方産業地域における技術移転や技術革新に関連した活動において、ebBPの採用を促進することを計画しています。」と、イタリアのENEAの研究者であるCristiano
Novelli氏は述べています。
引き続きOASIS ebXMLビジネスプロセス技術委員会へは、既存のあるいは新入会のOASIS会員なら誰でも参加することができます。OASISは、一般からのコメント向けのオープンなメーリングリストと、この標準の実装に関する情報交換用のebxml-devメーリングリストを運営しています。
ebBPへの支援
Axway
「ebXMLのビジネスプロセス・モデルは、コラボレーションの組立において、どのような実装手法が使用されていても、ビジネス・コラボレーション・ロジックに依存しない仕様を推進する独特の抽象化レベルを持っています。その結果、産業界のエンドユーザは、そのコミュニティが、基本的なファイル交換、メッセージ処理、SOAPベースの実装アーキテクチャを使っていてもいなくても、ebBPビジネスプロセス・モデルを流通させることができ、その投資を無駄にすることはありません。基本的なデータ交換契約を表現することに加えて、ebBPによって、分析家やエンドユーザは、信頼性、セキュリティ、そして期待される例外通知、あるいは肯定的な受領確認を対象とする特定のサービス契約の品質を指定することができます。ebXMLのコレオグラフィ(振り付け)は、内部統合技術や内部ビジネス活動の記述と組み合わせることができます。」と、Axway社のCTOであるDave
Bennett氏は述べています。
サン・マイクロシステムズ
「XMLやHTTPのようなグローバルなコンピューティング標準の登場で、企業は、以前には達成できなかったビジネス・コラボレーションを生み出すことができました。こうしたコラボレーションが複雑になるに連れて、追加的な仕様が、関連する複数のパートナー間の相互作用のパターンを記述するために必要となります。ebBPすなわちebXML
BPSS OASIS標準は、この種のコラボレーションを定義します。私達サン・マイクロシステムズは、他の標準と組み合わせることで、ebBPが、e-ビジネス領域やSOA向けの継続的な発展を可能にすると期待しています。」と、サン・マイクロシステムズのSOA-ビジネス統合のVPであるDale
Ferrario氏は述べています。
付加情報
OASIS ebXML ビジネスプロセス技術委員会:
http://www.oasis-open.org/committees/ebxml-bp
ebBP 良くある質問集:
http://www.oasis-open.org/committees/ebxml-bp/faq.php
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information
Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する5,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML
CPPA、ebXMLメッセージング、ebXMLレジストリ、EML、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBF、そしてXMLカタログです。
http://www.oasis-open.org
本件に関するお問い合わせ先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
Tel: +1 978.667.5115 x209
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