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2007年4月12日
 OASIS ニュース

OASIS会員が、Webサービス・ビジネプロセス実行言語(WS-BPEL)をOASIS標準として批准

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2007年4月12日 米国マサチューセッツ州ボストン発 - 国際標準化コンソーシアム OASISは本日、同会員が、Webサービス・ビジネプロセス実行言語(WS-BPEL) バージョン2.0を、同組織の最高位レベルの批准ステータスであるOASIS標準として承認したと発表しました。WS-BPELは、ビジネスプロセス活動をWebサービスとして記述するためにWebサービス標準を使用し、特定の業務を遂行するために、Webサービスがどのように組み立てられるのかを定義します。


「Webサービスの初期の頃に取り組みが開始されたBPELの概念は、さらに細かい単位に分解されたビジネスプロセスをビジネス部門のより近いところにもたらすだけでなく、将来のサービス指向ビジネスプロセス向けのフレームワークを設計している技術提供企業の間で、共通の方式が構築されることができるということを確実にするための基礎となりました。WS-BPELがOASIS標準として承認されたことは、オープンなWebサービスのビジョンの実現における画期的な出来事を意味しています。」と、ガートナー社のリサーチ・ディレクターのCharles Abrams氏は述べています。


WS-BPELは、プロセスとそのパートナーの間のコラボレーションを基にしたビジネスプロセスの振る舞いを記述するためのモデルと文法を定義しています。各パートナーとの相互作用は、Webサービス・インタフェースを通して発生します。WS-BPELプロセスは、複数サービスとそれらのパートナーのコラボレーションが、ビジネス目標を達成するためにどのように調整されるかを、この調整に必要な状態やロジックと共に定義しています。


「その全プロセスのいたる所で均一のアプリケーション・レベルの振る舞いを維持しながら、様々な手法とシナリオで展開配備されることができる再利用可能な定義としてWS-BPELプロセスを考えてください。WS-BPELは、ビジネス上の例外を扱うために、システマチックなメカニズムを導入しています。それは、不可欠なものです。何故なら、全てのトランザクションが、簡単で単純だとは限らないからです。WS-BPELによって、あなたは、例外が発生したり、パートナーのリクエストが逆戻りしたりした場合に、ビジネスの動きを補正する方法を定義することができます。」と、OASIS WSBPEL技術委員会の共同議長であるIBMのDiane Jordan氏は述べています。


WS-BPELは、ビジネスプロセスの振る舞いの一般に公開された部分と、内部あるいは非公開の部分を切り離しており、その両方をサポートしています。この標準は、ビジネスの相互作用への参加者の実際の振る舞いを記述する実行可能なプロセスと、一般から観測できる振る舞いを表現するために使用される抽象プロセスの両方で使用されることができます。抽象プロセスは、説明的な役割を務め、一つ以上の可能性のある利用事例を可能にします。 


「実行可能なビジネスプロセスと抽象的なビジネスプロセスの両方を明記する言語を提供することによって、BPELは、企業間トランザクションをより良くサポートするのを支援するために、Webサービスのコラボレーション・モデルを拡張しています。これは、内部の全ての意志決定やお互いのデータ管理が外部に露呈してしますことから、ビジネスパートナーを保護します。非公開のプロセスから一般に公開されるプロセスを切り離すことはまた、企業に、観測可能な振る舞いに影響を与えることなしに、プロセスの実装部分を変更する自由も提供します。」と、OASIS WSBPEL技術委員会の共同議長であるマイクロソフトのJohn Evdemon氏は説明しています。


WS-BPELは、通信とインタフェース記述のためのSOAPやWSDLのようなその他のWebサービス標準を活用します。WSDLで、インバウンドとアウトバウンドのプロセス・インタフェースを記述することによって、BPELは、それらが、その他のプロセスやアプリケーションに容易に統合されることを可能にします。言い換えると、これは、プロセスの利用者が、その他のWebサービスと丁度同じようにBPELプロセスを検査・起動することを可能にします。その結果、サービス・ポリシーの品質といったようなWebサービスのその他のすべての側面を引き継ぎます。


OASISのプレジデント兼CEOであるPatrick Gannon氏は、「WS-BPELは、オープンな標準化と広範囲に及ぶ共同作業によって得られる利点の最良の例です。BPEL仕様は、OASISのプロセスの下で見違えるほど進化し、より強力なWebサービスとSOA向けの真の基盤標準として出現しました。」と見ています。


Active Endpoints、アドビ システムズ、BEAシステムズ、ブーズ・アレン・ハミルトン、EDS、HP、日立製作所、IBM、アイオナ、マイクロソフト、NEC、ノーテル、オラクル、レッドハット、Rogue Wave、SAP、サン・マイクロシステムズ、TIBCO、webMethodsからの代表者とOASISのその他の会員を含む37以上の組織が、WS-BPELを開発するために協調して作業しました。Active Endpoints、IBM、インタリオ、SEEBURGER,、そしてサン・マイクロシステムズが、あらゆるOASIS標準向けの適格要件に従って、WS-BPELの利用を成功裏に実証しました。WS-BPEL 2.0の幾つかのオープンソースの実装が現在、入手可能であるか開発途中にあります。


WS-BPEL OASIS標準とOASIS WSBPEL技術委員会のアーカイブは、一般に公開されています。OASISは、この標準の実装に関する情報を交換するためのws-bpel-devメーリングリストを運営しています。


WS-BPEL OASIS標準への支持

Active Endpoints
「WS-BPEL 2.0の批准は、サービス指向のコンピューティングの進化における重要な一里塚となっています。SQLがリレーショナル・データベース向けに標準データ言語を提供するのと極めて同じ方法で、BPELは、サービス・オーケストレーション向けの標準言語を提供します。Active Endpointsは、WS-BPEL 2.0の開発に熱心に貢献しました。そして弊社は、この重大な標準に関連する将来の取り組みに参加するのを楽しみにしています。」と、Active Endpointsの共同設立者で製品開発VPのChris Keller氏は述べています。


アドビ
「BPELは既に、Webサービスをオーケストレーションするための業界基盤です。この新たなWS-BPEL v2.0標準は、オリジナル仕様の意義深い進化を表わしている重要な一里塚です。WS-BPELは、弊社の顧客が、新たなパートナーや顧客とそのインフラストラクチャへサービスを追加する際に、その組織に対応するWebサービスとSOAプロジェクトを成功裏に構築し展開することを可能にします。弊社は、WS-BPEL v2.0を開発するために、他の技術ベンダーと一緒に作業できるのを嬉しく思います。そしてその採用を加速することに一役買うのを楽しみにしています。」と、アドビのシニア・コンピュータ・サイエンティスト及びアーキテクトであるCharlton Barreto氏は述べています。

BEAシステムズ
「BEAは、WS-BPEL 2.0を、SOA内のサービスをオーケストレーションする共通技術として
業界を一致させる継続的な取り組みにおけるたいへん重要な出来事であると理解しています。
このことは、オープン標準を積極的な支持を通して弊社のお客様に奉仕する弊社の取り組み
をサポートしているのです。」と、BEAの技術ディレクター兼標準アーキテクトである
Michael Rowley氏は述べています。

HP
「企業が、SOAの導入を加速することに取り組む時には、特に、マルチ・ベンダー環境において、ビジネスプロセスの相互運用性を保証する標準が必要です。SOAビジネスサービス向けの記録的なシステムであるHP SOA Systinetは、SOAを可能にする技術を統合するために広く受け入れられている手法であるガバナンス相互運用性フレームワーク(GIF)を通して最新のWS-BPEL標準をサポートします。これは、弊社の顧客が、ビジネスプロセスに関連した情報を獲得することによって、そのSOAの取り組みについてのビジネス上の成果を最大限に利用することを支援します。」と、HPのSOAソフトウェアのVPであるAvrami Tzur氏は述べています。

IBM
「SOAにおけるIBMのリダーシップは、標準の基盤とサービス指向の原則の上に構築されています。IBMは、SOAによって可能になるビジネスプロセス管理(BPM)機能を提供します。弊社のプロセス・ポートフォリオの実行の核は、ビジネスプロセス実行言語(BPEL)です。弊社は、その最初の段階からBPEL仕様の利点と重要性を認識し、BPELを基に弊社のプロセス技術を構築しました。弊社は、BPELが、プロセスの可搬性の増加、顧客の投資の保護、リスクの軽減、そしてプロセス実行セマンティクスのための安定性と明白な方向性の提示のための基盤とはっきりとした進路を築くと考え、OASISが、その仕様を公式の標準として批准したということに興奮を覚えています。」と、IBMのSOA及びWebSphere戦略、チャネル、そしてマーケティングのVPであるSandy Carter氏は述べています。

マイクロソフト
「マイクロソフトは、その標準化プロセスを支持し関与してきたWS-BPELが、OASISによって批准されたことを喜んでいます。弊社は、顧客がこの種の挑戦への大いなるソリューションを確実に手に入れることを保証すると公約したように、この批准プロセスを支持することによって相互運用性をさらにまた促進していきます。」と、マイクロソフトのコネクテッド・システム部門のグループ製品マネージャーであるChris Kurt氏は述べています。

オラクル
「BPELを最も早く支持した企業の一社として、オラクルは、過去数年の間に、製品レベルのBPELを顧客が利用することを可能にしてきました。BPEL 2.0のリリースは、業界にとって、意義の深い進展であり、BPEL標準の背後にある既に強力な推進力を増大する働きをするでしょう。特に、弊社の顧客は、BPEL 2.0をBPEL 1.1からのスムーズな進化パスを実現すると理解しており、今この標準に含まれている幾つかの主要なプロセス・オーケストレーションの要件を見て興奮を覚えています。」と、オラクルの標準戦略とアーキテクチャのVPであるDon Deutsch氏は述べています。

Rogue Waveソフトウェア
「Rogue Waveソフトウェアは、WS-BPELをSOAにおけるe-ビジネス業界標準として進展させるというOASISの決定を支持します。WS-BPEL 2.0 OASIS標準の批准で、Webサービスを使っているアプリケーション間の相互運用性を拡大することによって、既存のプロセスのビジネス価値が大きく増大するだけでなく、組織内と組織間にまたがる自動化されたプロセス統合をより良くサポートすることが可能になります。OASISの発表によって、Rogue Waveが、SCAモデルを基にした高性能のSOAソフトウェア製品を成功裏に提供し続けることが可能になります。」と、Rogue Waveソフトウェアの製品開発のVPであるPatrick Leonard氏は述べています。

SAP
「SAPは、WS-BPELのプロセス定義の機能を企業SOAのための重要なビルディング・ブロックのひとつとして考えています。弊社は、既存のSAP NetWeaverのWS-BPEL 2.0実装と共に、BPEL4WS 1.1のサポートを強化することを計画しています。弊社は、その顧客にサービスを基にした統合プロセスを提供する能力を明確に強化します。」と、SAPの業界標準のVPであるMichael Bechauf氏は述べています。

サン・マイクロシステムズ
「弊社は、WS-BPEL 2.0が達成した素晴らしい進歩を見て嬉しく思っています。サン・マイクロシステムズと他のパートナー企業は、WS-BPEL v2.0 OASIS標準の設計を推進しました。弊社は、プラグのように抜き差し可能なサービス指向インフラストラクチャにおけるサービス統合に対する弊社の顧客ニーズに応えるため、複合アプリケーション開発でのBPELの利用に焦点を当てています。あなたは今日、弊社がWS-BPEL v2.0を、Open ESB(弊社のオープンソース開発コミュニティ)におけるJavaビジネス統合を基にしたSOAプラットフォームに差し込まれたサービスエンジンとして、どのように活用するかを見ることができます。」と、サン・マイクロシステムズのSOA/ビジネス統合のVPであるDale Ferrario氏は述べています。

TIBCO
「WS-BPEL 2.0のOASIS標準として批准は、企業が、成功裏にサービス指向アーキテクチャやイベント起動アーキテクチャを容易に促進できるということを、企業にグローバルに保証するための重要な裏書きです。この仕様の開発における重要な貢献企業及び積極的な参加企業として、弊社は、BPEL 2.0が、オーケストレーション周辺の増大しつつある複雑さを処理することに一役買ってくれると考えています。」と、TIBCOの製品戦略のVPであるMatt Quinn氏は述べています。

webMethods
「BPELの重要性は、ユーザにビジネスプロセス向けの標準化されたランタイム実行言語を提供することにあります。これは、新しいプロセスの展開を簡素化し、可搬性を強化し、総所有コストを削減します。WS-BPEL 2.0標準は、コラボレイティブなビジネスプロセスのサポートを充実させることで、この価値命題を拡大します。企業は今、その企業データや知的財産の信頼を維持しながら、ファイヤーウォールを越えて、さらに容易にプロセス・モデルを共有できます。弊社は、この標準が、現状のSOAやBPMへの投資価値を拡張するという点で、重要な役割を演じるに連れて、この仕様の編集者を務めたことを誇りに思います。」と、webMethodsのCTOであるMarc Breissinger,氏は述べています。

追加情報:
OASIS WSBPEL 技術委員会:
http://www.oasis-open.org/committees/wsbpel

Cover Pages 技術報告書:
http://xml.coverpages.org/bpel4ws.html

OASISについて:

OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する5,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML CPPA、ebXMLメッセージング、ebXMLレジストリ、EML、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBF、そしてXMLカタログです。
http://www.oasis-open.org

本件に関するお問い合わせ先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
Tel: +1 978.667.5115 x209

 

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