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2007年6月21日米国マサチューセッツ州ボストン発 - 国際標準化コンソーシアムOASISは本日、同会員が、Web Services
Reliable Messaging (WS-ReliableMessaging) バージョン 1.1を、同組織の最高位の批准レベルを示すOASIS標準として批准したと発表しました。WS-ReliableMessagingは、ソフトウェア・コンポーネント、システム、あるいはネットワークの障害が発生した際にも、メッセージが確実に伝送されることを可能にし、配送順序の保証、重複メッセージの除去、受理の保証といった広範囲な信頼性機能を実現します。
「高信頼メッセージ処理は、顧客が電子ビジネスに向かう時に最も必要とする機能の一つです。問題は、メッセージが失われ、重複し、順序が狂うことで、ホスト・システムが正しく処理を行えないことです。WS-ReliableMessagingは、送り元と送り先の間のメッセージの確実な伝送を確認、追跡、管理するモジュール化されたメカニズムを提供することで、こうしたあらゆるリスクを扱っています。」と、OASIS
Web Services Reliable Exchange (WS-RX)技術委員会の共同議長であるWSO2のPaul Fremantle氏は説明しています。
OASIS WS-RX技術委員会の共同議長であるSanjay Patil氏は、「WS-ReliableMessagingは、企業サービス指向アーキテクチャ(SOA)のオープン性に関する主要な要素を提供し、多様なSOAの用件やシナリオを確実に処理するために、他の仕様やアプリケーションに特化したプロトコルと連動して使用される極めて重要なビルディング・ブロックを提供します。
WS-ReliableMessagingの拡張可能な特性によって、しっかりと統合化されたセキュリティといった追加機能が可能になります。そして相互運用性のためのSOAPバインディングを組み入れることで、追加的なバインディングも定義できます。このプロトコルは、単一のプロセスとしての寿命を持つメモリー常駐の永続的な存在から、最も極端な状況下で回復可能な複製された頑丈な記憶装置までの範囲で、様々な強靱さを保つ特性で実装されます。
OASISプレジデント兼CEOであるPatrick Gannon氏は、「WS-ReliableMessagingは、他のWebサービス仕様のみならず、WS-Security
OASIS標準と統合され、それを補完します。これらの標準と組み合わされることで、企業は多くの確実で安全なメッセージ処理の選択肢を手に入れます。」と述べています。
WS-ReliableMessaging OASIS標準は、アドビ、BEAシステムズ、富士通、日立製作所、IBM、インテル、アイオナ、マイクロソフト、NEC、ノーテル、ノベル、オラクル、プログレス・ソフトウェア、レッドハット、SAP、サン・マイクロシステムズ、TIBCO、ウェブメソッド等の代表者によって開発されました。WS-ReliableMessaging
OASIS標準とOASIS WS-RX技術委員会の作業の記録保存は、一般に公開されています。OASISは、この標準の実装に関する情報を交換するためにws-reliablemessaging-devメーリングリストを運営しています。
WS-ReliableMessaging OASIS標準への支持
ACORD
「ACORDを代表して、私達は、WS-ReliableMessaging OASIS標準の正式なリリースを歓迎します。ACORDは、サービス指向アーキテクチャの一部としてのWebサービス標準に傾倒しており、保険業界の利用事例を基にしたWebサービス・プロトコル向けプロファイルについて、同組織の会員と数年間の間取り組んできました。WS-ReliableMessagingは、私達が、強靱なメッセージ交換、柔軟なサービスの展開配備、インターネット上の大量伝送を支持しながら、非常に期待していた難問のひとつです。私達は、保険業界のWebサービスの展開配備を支持しながら、ソフトウェア・ライブラリやツールに、このプロトコル・セットを実装することを強く奨励しています。」と、ACORSDの標準担当のVP補佐であるLloyd
Chumbley氏は述べています。
アドビ
「相互運用可能な高信頼メッセージ処理は、実世界の分散サービス指向アーキテクチャ(SOA)の実現のための極めて重要な要素です。WS-ReliableMessagingは、WebサービスやSOAの一部としてビジネス情報の確実で強靱な交換のためのフレームワークを提供し、企業が、確実な統合と本質的に異なるアプリケーションを活用する協同的なビジネスプロセスを実現することを可能にします。」と、アドビ
システムズのシニア・コンピュータ科学者兼アークテクトであるCharlton Barreto氏は述べています。
BEAシステムズ
「WS-ReliableMessagingをOASIS標準として受け入れることは、今日の異なるインフラストラクチャを活用できる安全で確実なサービスの開発において重要で画期的な出来事です。メッセージが、配送され、重複メッセージが除去され、送られた順序でメッセージが配送されることを保証することは、柔軟なSOAを基にしたアプリケーションを構築するための基本的な能力です。WS-ReliableMessagingの標準化で、BEAシステムズは、Webサービス標準に対する当社のコミットメントとリーダーシップを継続するつもりです。」と、BEAシステムズのCTOオフィスの主席科学技術者であるGilbert
Pilz卿は述べています。
日立製作所
「企業システムは、それが信頼できるものでなければ存在できず、仲介業者を用いたWebサービスは、今まで信頼できませんでした。WS-ReliableMessagingは広く採用されています。プラットフォーム・ユーザは今、この核心的な機能が、大部分の大企業を顧客とするベンダーから提供される様々なプラットフォーム上で入手できるという高い信頼を持っています。弊社は、この仕様の開発途上で起こった多くの難題を解決したその全ての作業について、委員会に感謝しています。日立は、この結果は、その作業に値するものであったと分かっています。」と、日立製作所
ソフトウェア事業部の事業部長である中村孝男氏は述べています。
Anticipateマイクロソフト
「マイクロソフトは、WS-ReliableMessaging 1.1が、OASIS標準となったことを嬉しく思います。製品の相互運用性は重要性を増しつつあり、弊社は、高信頼性メッセージ交換が一連の標準WS-*プロトコルに追加されたことが、顧客と業界の両方に利益を与えると考えています。」と、マイクロソフトの製品ユニット・マネジャであるOmri
Gazitt氏は述べています。
オラクル
「オラクルは、柔軟で適用可能なITインフラストラクチャを容易に開発・統合・再利用することができるモジュール化されたビジネスサービスの開発を容易にする標準の推進にコミットしています。この新しいWS-ReliableMessaging標準は、アプリケーションやWebサービスにメッセージを配送することを保証する相互運用可能な方法の提供を支援します。そしてそれは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)の実装にとって不可欠な能力です。」と、オラクルの標準戦略とアーキテクチャのVPであるDon
Deutsch氏は述べています。
レッドハット
「OASIS標準として批准されているWS-SecurityとWS-Transactionを使用して、WS-ReliableMessagingは、相互運用可能な形で、安全で信頼できるトランザクション型のWebサービスを実現する最後の重要なコンポーネントです。弊社は、このような重要な標準に関わりを持つことを嬉しく思います。」と、レッドハットの標準ディレクターであるMark
Little氏は述べています。
サン・マイクロシステムズ
「弊社は、喉から手が出るほど欲しかったソフトウェア・インフラストラクチャ・コンポーネントの標準化に貢献できたことを嬉しく思います。WS-ReliableMessaging
1.1標準の広範囲な業界の支持は、高度に相互運用可能なWebサービス・スタックに至り、強靱なサービス指向アプリケーションを必要とするユーザのために、この技術を何処にでも偏在するもの(ユビキュタス)にします。それは、Sun
Java(TM) System Application Server、Open Source Project Glassfish、Sun
Java(TM) System SE/EEのWebサービス機能(JAX-WS)への歓迎すべき追加機能です。」と、サン・マイクロシステムズのアプリケーション・プラットフォームのエグゼクティブ・ディレクターであるThomas
Kincaid氏は述べています。
付加情報:
WS-ReliableMessaging 1.1 OASIS標準:
http://www.oasis-open.org/specs/index.php#wsrx-rm1.1
OASIS WS-RX 技術委員会:
http://www.oasis-open.org/committees/ws-rx/
Cover Pages 技術報告書: 高信頼性メッセージ処理
http://xml.coverpages.org/reliableMessaging.html
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information
Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する5,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML
CPPA、ebXMLメッセージング、ebXMLレジストリ、EML、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBF、そしてXMLカタログです。
http://www.oasis-open.org
本件に関するお問い合わせ先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
+1.978.667.5115 内線209 (オフィス電話)
+1.941.284.0403 (携帯電話)
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