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2006年6月28日 米国マサチューセッツ州ボストン発 - OASIS国際標準化コンソーシアムの会員は、Webサービスとサービス指向アーキテクチャ(SOA)を使って、バイオメトリクスを基にしたアイデンティティ保証を行うための標準を開発しています。新設のOASISバイオメトリクス・アイデンティティ保証(BIAS)統合技術委員会は、American
National Standards Institute (ANSI:米国規格協会)によって正式に認可された標準開発組織であるInterNational
Committee for Information Technology Standards (INCITS)の取り組みを補完しています。INCITSが、バイオメトリクス業界やセキュリティ業界におけるアイデンティティ保証を配備展開するためのフレームワークを形成する機能を持つタクソノミーを定義することに取り組む一方で、OASISは、フレームワークがXMLを基にしたトランザクション・サービスの中で使用される際の手法とバインディングを定義します。この2つの親密な関係にある標準は、お互いを参照するようになることが期待されています。
「我々は、INCITSとOASISの取り組みが、お互いを活気づけお互いの作業を改善すると期待しています。BIASは、XMLベースのシステムにバイオメトリクス的な機能を実装する機会を著しく増やします。同じように、情報とトランザクション・データの交換を行う現状のSOA手法は、セキュリティ業界におけるBIASデータを扱う、より広範囲なアプリケーション用の有用なパラメータやパターンを提供するようになるかもしれません。」と、INCITSの理事会議長で、ISO/IEC合同技術委員会1
のためのANSIの技術諮問グループを務めるKaren Higgenbottom氏は述べています。
「バイオメトリック・システムは、それらが大規模なアイデンティティ管理や信用状提出システムに統合されるに連れて、より複雑になっています。同時に、組織内及び組織にまたがったリソースやサービスにおけるデータ共有や再利用のニーズが高まっていますが、今日では、特注開発やベンダー独自ソリューションが唯一の選択肢です。標準的なバイオメトリック・サービス・インタフェースがあれば、システムは、オープンなアーキテクチャを実装でき、ユーザに製品やサービスにおいてより多くの選択肢を提供することができます。」と、OASIS
BIAS統合技術委員会の議長であるDaon社のCatherine Tilton女史は考察しています。
「このプロジェクトは、OASISとINCITSの間で補完的な開発を行うことを表しており、将来の協業に向けた一つのモデルとして機能することを望んでいます。プロジェクトは、既存のSOAやXML技術が、さらに広範囲にバイオメトリクス技術を利用する魅力的な機会を提供します。」と、OASISの標準開発ディレクターであるJames
Bryce Clark氏は述べています。
この新設の委員会メンバーは、この取り組みが、WS-Securityを含めたOASISで開発された様々なWebサービスやSOA標準を利用すると予測しています。さらに、アイデンティティ証明や認証を必要とするバーティカル業界の活動が、BIASの取り組みを利用するかもしれません。それはまた、他の標準化団体、バイオメトリクス研究グループ、SOAアーキテクト、ベンダーとユーザによって作成された作業に影響を与えるかもしれません。
OASIS BIAS統合技術委員会は、OASIS知的財産権方針によって定義された限定条件モードでのロイヤリティ・フリーの下で活動します。全ての企業、非営利グループ、政府機関、そして個人が、この委員会に参加できます。全てのOASISプロジェクトと同様に、この委員会の作業の記録保存には、メンバーも非メンバーもアクセス可能であり、OASISは、一般からのコメント用にオープンなメーリングリストを運営しています。
BIASへの支持
ブーズ・アレン・ハミルトン
「ブーズ・アレン・ハミルトンは、BIASの開発に資金援助し参加することを誇りに思っています。この新標準は、バイオメトリクスWebサービスの相互運用性を強化します。ブーズ・アレンがBIASへ参加することは、バイオメトリクス標準の開発とオープン・システム・アーキテクチャをサポートするという当社のコミットメントと歩調を合わせています。」と、ブーズ・アレン・ハミルトンのシニア・アソシエイトであるDon
Waymire氏は述べています。
サン・マイクロシステムズ
「サンは、組織にオープンで強力な認証の新たな選択肢を与えるバイオメトリクス利用のためのオープン標準に取り組むOASIS
BIASチームに参加したことを誇りに思っています。単純なパスワードとの置き換え利用や付加的な機構として付け加えるかどうかは別にして、これらのバイオメトリクス標準を基にした製品によって、組織は、オープンでコミュニティ主導型の標準利用を通して、より強固なセキュリティを構築することが可能になります。」と、サンのクライアント・ソリューション・グローバル・セキュリティ・チームのセキュリティ・アーキテクトであるEdward
Clay氏は述べています。
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information
Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する5,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML
CPPA、ebXMLメッセージング、ebXMLレジストリ、EML、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBF、そしてXMLカタログです。
http://www.oasis-open.org
本件に関するお問い合わせ先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
Tel: +1 978.667.5115 x209
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