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2006年9月7日
 OASIS ニュース

OASIS会員が、Webサービス分散管理(WSDM)1.1をOASIS標準として批准

アンバーポイント、BEAシステムズ、BMCソフトウェア、コンピュータ・アソシエイツ、デル、富士通 、HP、日立製作所、IBM、オラクル、SOAソフトウェア、ソニック・ソフトウェア、TIBCO等が、分散リソースを管理するためのWebサービス・アーキテクチャを促進

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2006年9月7日米国マサチューセッツ州ボストン発 - 国際e-ビジネス標準化コンソーシアムであるOASISは本日、同会員が、Webサービス分散管理(WSDM)第1.1版を、同組織の最高位の批准レベルであるOASIS標準として批准したと発表しました。WSDMは、Webサービスを利用して管理アプリケーションを構築し、多くの管理ソフトウェアが、単一のインタフェースを通してリソースを管理することを可能にしています。WSDM 1.1は、W3CのWS-AddressingとOASISのWS-Resource Framework及びWS-Notificationといった、お互いに依存し合っている標準と一体となっています。

「WSDM 1.1は、完全に標準を基にした管理スタックを提供します。WSDMは、管理統合の問題を解決するためにWebサービスを利用する出発点として機能します。WSDMは、管理タスクを実行するためのWebサービスの使い方と、Webサービス自身を管理する方法という2つの主たる機能を扱っています。」と、OASIS WSDM技術委員会の議長であるIBMのHeather Kreger氏は述べています。

WSDMは、2つの仕様、Webサービスを使った管理(Management Using Web Services、MUWS)とWebサービスの管理(Management Of Web Services、MOWS)で構成されています。MUWSは、リソースの管理容易性インタフェースをWebサービスとして表現し、それにアクセスする方法を定義しています。MNWSは、リソース・アイデンティティ、メトリクス、コンフィギュレーション、そしてリレーションシップといった管理可能機能の基本セットについて記述しており、それらは、管理機能を構成する能力を拡張するために組み合わせて利用することが可能です。MOWSは、リソースとしてWebサービスを管理する方法と、MUWSを使用した管理可能性を記述し、それにアクセスする方法を定義しています。

OASISのプレジデント兼CEOであるPatrick Gannon氏は、「WSDMは、管理可能なWebサービス・アプリケーションが、企業や組織の境界をまたいで相互に作用することを可能にする、待ち望んでいた方法を提供します。」と述べ、このソリューションに関する協業にコミットしたOASIS WSDM技術委員会のメンバーに祝辞を述べています。

OASIS WSDM技術委員会への参加は、全ての人々に開かれており、サプライヤー、エンドユーザ、システム・インテグレーターは、WSDMの引き続き開発と採用を前進させるためにOASISに加入するように招待されています。OASISは、一般からのコメント用のオープンなメーリングリストと、この標準の実装に関する情報用のwsdm-devメーリングリストを運営しています。

WSDMに対する業界の支持

BMCソフトウェア
「BMCは、WSDM 1.1が、OASIS標準として受け入れられた事を喜んでいます。BMCは、OASISとDMTFの両方で、WSDMを支持し貢献してきました。WSDM 1.1は、特筆すべき業界横断の成果であり、WSDM 1.0の基盤の上に構築されています。ITインフラストラクチャの管理は、様々なベンダーからのツールはもとより、本質的に異なるリソースからのデータを統合する手段として、サービス指向アーキテクチャへと急速に発展しています。BMCは、WSDMと関連するWebサービス標準が、この進化を促進させると信じています。」と、BMCソフトウェアのチーフWebサービス・アーキテクトであるVince Kowalski氏は述べています。

コンピュータ・アソシエイツ
「WSDM OASIS標準は、企業管理アプリケーション間の相互運用性を著しく強化し、IT組織が、サービス・レベルを最適化し、オペレーション・コストを削減することを可能にします。状態管理やイベント通知を取り扱う新たなWebサービス標準と協調するWSDMに対する今回のアップデートは、IT組織が、その益々複雑になるサービス指向環境のビジネス上の価値を最大化する事を支援します。」と、CAのWily技術本部のシニア・アーキテクトであるPaul Lipton氏は述べています。

日立製作所
「日立は、WSDM 1.1が、OASIS標準として批准されたことをたいへん喜んでいます。Webサービスを通した管理は、来年には大きく成長すると思われ、WSDMのような標準は、ITシステムの管理効率を改善するための本質的な要素となります。ビジネス・システムは、サイズも複雑さも大きくなっており、WSDMは、この成長を現実的なものにし、企業をさらに俊敏にする新たなレベルの自動化を実現します。日立は、WSDM仕様の著作、その相互運用性テストとデモンストレーションに積極的に参加しました。当社は、異種のコンピューティングリソースを管理する日本政府によって資金援助されたビジネス・グリッド・コンピューティング・プロジェクトにおいて、広範囲にWSDMを利用しています。日立はまた、WSDMを実装したApache Museオープンソース・プロジェクトにも参加しています。」と、日立製作所 ソフトウェア事業部の中村孝男事業部長は述べています。

SOA ソフトウェア
「WSDMは、WebサービスとSOA管理における重要な前進の一歩です。SOAソフトウェアは、WSDMが、SOAインフラストラクチャ参照モデルの重要な要素を形成し続けると信じています。」と、SOAソフトウェアのCTOであるAlistair Farquharson氏は述べています。

TIBCO
「TIBCOは、顧客が更に相互運用可能なアプリケーションやサービスを生み出すことを可能にするという目的を持って、幾つものWebサービス標準の定義への支援に最大の努力を払っています。このWSDM 1.1のリリースは、アプリケーションとシステムの管理の統合に対する重要な一歩であり、SOAに向けた基本的な要件を満たす、完全に標準ベースのプラットフォームを提供します。」と、TIBCOソフトウェアの製品管理と戦略のVPであるMatt Quinn氏は述べています。

OASISについて:

OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する5,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML CPPA、ebXMLメッセージング、ebXMLレジストリ、EML、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBF、そしてXMLカタログです。
http://www.oasis-open.org

追加情報

OASIS WSDM技術委員会
http://www.oasis-open.org/committees/wsdm

WSDM よくある質問集
http://www.oasis-open.org/committees/wsdm/faq.php

Cover Pages 技術報告書:
http://xml.coverpages.org/computingResourceManagement.html

本件に関するお問い合わせ先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
Tel: +1 978.667.5115 x209

 

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