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2007年8月9日
 OASIS ニュース

OASIS、SOA向けのサービス・コンポーネント・アーキテクチャ(SCA)を標準化する6つの技術委員会を新設

Axway、BEAシステムズ、IBM、オラクル、プリムトン・テクノロジーズ、プログレス・ソフトウェア、レッドハット、SAIC、SAP、サン・マイクロシステムズ、TIBCO等が、SOAアプリケーションの開発を容易にするために協業

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2007年8月9日 米国マサチューセッツ州ボストン発 - OASIS国際オープン標準コンソーシアムは、SCAファミリー仕様を前進させることによって、SOAアプリケーションの開発を容易にするために、6つの新しい技術委員会を設置しました。SCAは、サービス・コンポーネントを使用してビジネス・ソリューションを開発するための柔軟なモデルを定義しています。この取り組みは、OASISオープン複合サービス・アーキテクチャ(Open CSA)会員セクション内に組織されており、結果として開発された仕様は、実装の際には、ロイヤリティ・フリーの原則の下に提供されます。

「SCAは、特定のビジネスの要求に応えるソリューションを開発するため、インターネット上で連結される一連のサービスとしてビジネス機能が提供されるという考え方に基づいています。これらの複合アプリケーションは、そのアプリケーションに特化して開発された新サービスを含み、既存のシステムからの既存のビジネス機能を再利用することができます。SCAは、IT資産を再利用可能なサービスに変えるために必要な、使い勝っての良いツールを開発者に提供することを可能にすることによって、SOAの設計プロセスを簡素化する可能性を提供します。」と、バートン・グループのVPでリサーチ・ディレクターであるAnne Thomas Manes女史は説明しています。

「6つのOASIS委員会はそれぞれ、SCAの異なる側面を扱います。それによって、一つの領域について、特定の専門性や興味を持ったより少ないグループ・メンバーで、より効率的に協業することが可能になります。」と、この取り組みの全体の調整を行っているOASIS Open CSA会員セクションの運営委員会の議長を務めるオラクルのJeff Mischkinsky氏は述べています。

SCAモデルは、サービス・コンポーネントに関する広範囲な技術、それらを接続するアクセス・メソッド、そして宣言型のサービスの質を提供する際の方針を網羅しています。コンポーネントのために、このモデルは、様々なプログラミング言語のみならず、そうした言語と一緒に共通して使用されるフレームワークや環境を含んでいます。アクセス・メソッドのために、SCAの組み立ては、共通に使用される様々な通信やサービス・アクセス技術の利用を考慮しています。方針のために、このモデルは、共通的に使用される方針言語やサービスの質の表現を統合するフレームワークを含んでいます。

Mischkinsky氏は、中核となる複合モデルを定義するOASIS SCA-組み立て技術委員会を招集されます。このグループは、BEAシステムズのMichael Rowley 氏によって招集されるSCA-方針技術委員会と密接に協力して活動し、特定の高信頼性メッセージ処理、セキュリティ、そしてトランザクション方針のみならず、SCA向けの方針フレームワークを定義します。

IBMのMike Edwards氏は、SCA-バインディング技術委員会を招集し、SCAサービスと様々な通信プロトコル、技術、そしてフレームワークへの参照とのバイディングを標準化します。Edwards氏はまた、SCA-BPEL技術委員会を招集し、SCAコンポーネントの実装を、Web Services Business Process Execution Language (WS-BPEL)を使用して記述する方法を明記します。

IBMのPete Robbins氏によって招集されるOASIS SCA-C-C++技術委員会とSAPのHenning Blohm氏によって招集されるSCA-J技術委員会は、SCAドメイン内で、CとC++とJava(tm)技術のそれぞれの利用を標準化する仕様を開発します。

SCA技術委員会は、テスト計画、テスト事例、そして各仕様向けのシナリオの開発に専心します。

「これらの6つのOASIS SCA技術委員会は、SOAプロジェクトを実装する際の困難な「最後の1マイル」を扱うことを目指しています。もし、一軍のソフトウェア技術者が、CとBPELを使って、一つのアプリケーションに2つの特定のサービスを組み込みたいなら、彼らは、幾つかの設計上の選択という難題に直面しなければなりません。SCA技術委員会は、言語バインディング、方針フレームワーク、そしてコード・パターンという形で、実際的な支援を提供します。」と、OASISの標準開発ディレクターのJames Bryce Clark氏は述べています。

これらのOASIS SCA技術委員会へは、全ての企業、非営利グループ、政府、学術機関、そして個人が参加することができます。この取り組みの記録保存は、会員及び非会員がアクセス可能になっており、OASISは、一般からのコメントを収集するメカニズムを提供します。

SCAへの支持

BEA システムズ
「BEAは、OASISのSCA技術委員会のスポンサーとなり、委員会に参加できることをたいへん嬉しく思います。SCAは、次世代のサービス指向アプリケーションを構築するための最重要技術として、急速に登場してきています。OASISは、この重要な一連の標準を開発する理想的な場を提供しています。」と、BEAシステムズの最新技術と標準のVPであるEd Cobb氏は述べています。

日立製作所
「日立の顧客は、OASISのSOAに関する取り組みを期待しています。というのは、それが、長期間存在するサービス指向のパラダイムの下で、アプリケーションの集合の標準化された拡張を行うという可能性を提供するからです。この拡張は、しっかり管理された暫定的なアプリケーションの安定性と経済上の優位性の利点を提供すべきです。」と、日立製作所のソフトウェア事業部の中村孝男 事業部長は述べています。

IBM
「IBMは、サービス・コンポーネント・アーキテクチャが、さらに正式な標準化プロセスに入るのを見てたいへん嬉しく思います。これは、その仕様の成熟度と、業界における増えつつある推進力の両方の指標となっています。弊社の顧客は今日、様々なベンダー・プラットフォームやプログラミング言語で取り組むSOAソリューションを必要としています。SCAは、アプリケーション・プログラマーやアーキテクトに、SOA向けに設計される複合サービス・アプリケーションを構築するための決定的に重要な意味を持つ有用性と柔軟な機能を提供します。広範な業界の支持を得て、この取り組みは、とても説得力のあるものであり、弊社の顧客にとって高い興味を抱かせるものです。」と、IBMソフトウェア・グループのソフトウェア標準のVPであるKarla Norsworthy氏は述べています。

オラクル
「業界標準を推進する弊社の継続的な取り組みにおいて、オラクルは、SCAの取り組みを、インキュベーター osoa.orgの協業フェーズから、オープン標準プロセスに迅速に移行させたことをとても嬉しく思います。弊社は、新たに設置された技術委員会での積極的な役割を演じるつもりであり、結果として開発される標準を、ホットプラグ可能なミドルウェア・ソフトウェアであるオラクルのFusionミドルウェア製品群上で活用するのを楽しみにしています。」と、オラクルの標準戦略とアーキテクチャのVPであるDon Deutsch氏は述べています。

プリムトン・テクノロジーズ
「SOAは、コンポーネントで始まります。OASIS SCA技術委員会が正式に設立されたことは、SOA向けのコンポーネント指向アプローチが広く受け入れられる道を開きました。プリムトンは、弊社の最も重要な製品 EOSの次のリリースで、SCA/SDO標準を完全にサポートします。」と、プリムトン・テクノロジーズのCTOであるLarry Huang氏は述べています。

レッドハット
「レッドハットは、SCAに纏わる様々なコンポーネント仕様が、新たなOASIS技術委員会の核となって行くのを見て嬉しく思います。完全に標準化されたSCAは、業界にとって重要であり、弊社は、積極的に参加できることをとても嬉しく思っています。」と、レッドハットの標準ディレクターであるMark Little博士は述べています。

SAIC
「ビジネス・アナリストが、直感的でユーザ中心の方法で情報技術と相互に作用することを可能にする強靱なシステムの要望は、弊社をSCAのような標準のサポートに向かわせます。弊社は、SCAをコンポーネントを使って迅速に柔軟に複合アプリケーションを組み立てるための具体的な実装「設計図」モデルを提供する絶対に必要な要素として見ています。」と、Science Applications International Corp. (SAIC)のSam Chance氏は述べています。

SAP
「SCAは、異種プラットフォームを越えた構成を標準化することを目的としており、Java EEのような既存のプラットフォームをSCA機能で実現することは、こうした方向性の実際的な一歩です。SCA標準化の取り組みの創立メンバーとして、弊社は、Open SCAませの運営委員会のメンバーとして、そしてSCA-J技術委員会の会議議長として、OASISの下で標準化の取り組みを継続できることに興奮を覚えています。」と、SAPの標準アーキテクトであるSanjay Patil氏は述べています。

サン・マイクロシステムズ
「サンは、OASIS会員が、これらの技術委員会の設置を通して、SCA仕様を前進させたことを嬉しく思っています。益々多くのアプリケーションが、SOA上に構築されると、組み立てサービスの難題が発生してきます。このような組み立てをサポートするより豊富に標準化されたメタデータは、SOA上にアプリケーションを構築する開発者に利点を与えます。

TIBCO
「新設のSCA技術委員会のほぼ全てに積極的に参加し貢献することで、TIBCOは、この形を作る画期的な出来事の一部であることを誇りに思います。弊社は、SOAの主要な標準として、SCAとOASIS Open SCA会員セクションへのサポートを継続します。」と、TIBCOの製品戦略のVPであるMatt Quinn氏は述べています。

付加情報:
OASIS Open CSA 会員セクション
http://www.oasis-opencsa.org/

OASIS SCA 技術委員会
http://www.oasis-opencsa.org/committees

About SCAについて
http://www.oasis-opencsa.org/sca/

Cover Pages: SCA 報告書
http://xml.coverpages.org/ni2007-07-06-a.html

OASISについて:

OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する5,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML CPPA、ebXMLメッセージング、ebXMLレジストリ、EML、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBF、そしてXMLカタログです。
http://www.oasis-open.org

本件に関するお問い合わせ先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
+1.978.667.5115 内線209 (オフィス電話)
+1.941.284.0403 (携帯電話)

 

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