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2004年11月15日米国マサチューセッツ州ボストン − 国際標準化コンソーシアムOASISは本日、同会員がWS-Reliability第1.1版を、批准の最高レベルであるOASIS標準として承認したと発表しました。オープンプロセスを通して開発されたWS-Reliabilityは、インターネット経由でメッセージ伝達を保証する不法を提供し、企業がWebサービスを使用した信頼性の高い企業間商取引や情報交換行うことを可能にします。
「特に、企業間シナリオで、Webサービスが広範囲に採用されるとすれば、信頼のおけるメッセージ配信は、取り組まれるべき重要な課題の一つです。」と、Ovum社の研究部長であるNeil
Macehiter氏は述べています。「HTTPやSMTPといったインターネットベースのプロトコルを使用する通信は、本質的に信頼できないし、それらの情報交換は、ビジネス依存しているアプリケーションによって要求される伝達保証や配信順序の保証をサポートしていません。こうした限界を扱うオープンなフォーラムで開発された承認済みOASIS標準であるWS-Reliabilityは、Webサービスの有望性を認識する重要なステップであると言えます。」
WS-Reliabilityは、確実に少なくとも一回はメッセージが配信される配信保証、何度配信されても一回だけメッセージが配信されることを保証する重複の回避、そしてメッセージが送られた順序で送達されることを保証するメッセージ配信順序制御をサポートします。
「財務トランザクションは、サービスの質の標準に応えるためにWS-Reliabilityを必要としているアプリケーションの一例です。例えば、預金引き出しを要求しているメッセージは、アプリケーションによって、ただ一度だけ受け取られなければなりません。」と、OASIS
WSRM技術委員の委員長であるTom Rutt氏は述べています。「OASIS標準であるWS-Reliabilityを使用すれば、ラップトップパソコンで稼働する単一のアプリケーション内と同じように信頼性高く、インターネット経由でソフトウェア・プログラム間で情報を共有することができます。」
OASISの社長兼CEOであるPatrick Gannon氏は、この新たな標準を開発した技術委員会の委員の努力を称賛し、「WS-Reliabilityの基となる仕様は、富士通、日立製作所、オラクル、ソニック・ソフトウェア、日本電気、サン・マイクロシステムズによって、2003年3月に提出されました。」と思い起こしています。これらの企業は、ベンダー、ユーザー、政府機関といったコミュニティ全体で貢献できるオープンプロセスの中で、この作業の勧めることの重要性を認識していた。今日のOASIS標準としてのWS-Reliabilityの承認は、標準開発において幅広い情報の収集をしながら、市場への早期導入というニーズに応えることが可能であるという良い証拠となっている。」
全ての企業と個人が、OASIS WSRM技術委員会へ自由に参加出来ます。エンドユーザーとシステム・インテグレーターは、国際的な標準化の採用フェーズに参加するためにOASISに加入するよう勧められています。OASISは、標準の実装における情報交換のためのws-reliability-devメーリングリストと、コメント交換のためのオープンメーリングリストを運営しています。WS-Reliabilityは、ロイヤリティ無料のプロセスを持つOASIS内の技術委員会で開発されています。
WS-Reliability OASIS標準への産業界からの支持:
富士通
「富士通は、信頼性の高い通信こそが、Webサービスの開発における成功への鍵であると信じています。この理由から、弊社は、WS-Reliabilityの設計に積極的に貢献し、我々の顧客の企業システムの開発で蓄積してきた技術と専門知識を利用してきました。私達は、Webサービスのみならず、企業システムにおいてネットワーク上に分散したITリソースを効果的に利用すること目指した日本のビジネス・グリッド・コンピューティング・プロジェクトに関連する取り組みにおいても、このOASIS標準を適用する予定であります。従って、私達は、この信頼性技術がOASIS標準となることを嬉しく思うとともに、これによってWeb
サービスの採用が加速させると期待しています。」と、富士通のソフトウェア事業本部 開発企画統括部 統括部長 弘末清悟氏は述べています。
日立製作所
「日立製作所は、OASIS WS-Reliability標準の取り組みの成果を嬉しく思っています。WS-Reliability
は、時には不完全なインターネットを通してビジネス・プロセスを拡大していく際に重要です。弊社の顧客は、Webサービス・アプリケーションの完璧な操作を要求しており、WS-Reliabilityは、こうした要求に応じる能力を提供します。WS-Reliabilityを直ぐに利用できると考えられるプロジェクトは、経済産業省が支援しているビジネス・グリッド・コンピューティング・プロジェクトです。日立製作所、富士通、日本電気によって共同開発されているこのプロジェクトは、既に3年が経過しており、最後の年に入っています。このプロジェクトは、障害に強く、低コストで、柔軟なビジネス・グリッドの広範囲な開発を促進するミドルウェアを生み出します。こうした革新は、Webサービス技術を実験段階の興味から日々の実用に供する現実性のある商用の製品へと変えていきます。WS-Reliabilityは、この変化の基礎部分に位置づけられます。」と日立製作所のソフトウェア事業部
事業部長である小塚 潔氏は述べています。
NEC
「NECは、WS-ReliabilityがOASIS標準となったことを嬉しく思います。私達は、この標準により、メッセージの配信保証や順序制御がビジネス・プロセスにとって極めて重要であるであるミッション・クリティカルな企業アプリケーションにおいて、Webサービスの採用を加速するだろうと確信しています。WS-Reliabilityはまた、日本のビジネス・グリッド・プロジェクトの活動を通して、我々が開発をしているビジネス・グリッド・システムで幅広く使用されるだろう。」と、NECのシステム・プラットフォーム・ソフトウェア事業部長である高島
陽介氏は述べています。
Novell社
「メッセージが確実に交換できるということは、共同作業と電子的なトランザクションに向けて業界の枠を越えてWebサービスを展開している顧客からの基本的な要件です。Novell社は、安全で信頼性の高い、そして管理しやすいWebサービス・プラットフォームを提供するために、WS-Reliability標準の開発においてOASISを支援しています。」と、Novell
exteNd and Nsureの製品管理及びマーケティング部門のVPであるFrank Auger氏は述べています。
オラクル社
「この取り組みの最初からのサポーターとして、Oracleは、WS-ReliabilityがOASIS標準として批准されたことを、Webサービスの利点を企業に認識させることを可能にする絶対に必要なステップだと見ています。WS-Reliability
OASIS標準は、Webサービス・メッセージの配信の保証、重複配信の回避、順序性の確保を可能にさせることによって、Webサービスの仕組みのビジネス価値と相互運用性を高めます。」と、Oracle社
Webサービス標準のディレクターであるJeff Mischkinsky氏は述べています。
サン・マイクロシステムズ社
「確実にメッセージを配信することは、広範囲な業界でWebサービスが採用されるかどうかの鍵となります。WS-Reliabilityによって、企業は、情報がアプリケーションで必要とされる最適な信頼性のレベルを維持しながらサービス間で交換されるという自信をもって、Webサービスを展開することができます。サンは、最初からWS-Reliabilityのサポーターであったことを誇りに思います。そして、弊社の商品計画にこの技術が組み込まれることを楽しみにしています。」とサン・マイクロシステムズ社のWeb技術と標準部門のディレクターであるEd
Julson氏は述べています。
追加情報:
OASIS WSRM 技術委員会
http://www.oasis-open.org/committees/wsrm
Cover Pages 技術報告書: Reliable Messaging
http://xml.coverpages.org/reliableMessaging.html
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information
Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する4,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DocBook、DSML、ebXML、SAML、SPML、UBL、UDDI、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBFです。
http://www.oasis-open.org/
報道機関の連絡先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
電話 1.978.667.5115 内線 209
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