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2007年11月15日 米国マサチューセッツ州ボストン発 ? 国際オープン標準コンソーシアム OASISは、サービス指向アーキテクチャ(SOA)アプリケーションがデータを処理する方法を単純化するように設計されたサービス・データ・オブジェクト(SDO)仕様を前進させる新たな技術委員会を設置しました。SDOを使うことで、アプリケーション開発者は、関係データベース、XMLデータソース、Webサービス、そして企業情報システムといった異種のデータソースからのデータに均一にアクセスし処理することができます。
「今日使用されているデータ・プログラミング技術のほとんどは、単一のタイプのデータソースに特化していますが、実世界のアプリケーションでは、データは、しばしば様々な場所からやってきます。その結果、アプリケーション開発者は、過剰なプログラムミング・モデルとデータ・アクセスAPIを学習する必要に悩まされています。データソースの種類に関わらず、データ集合を表現する共通の手法を提供することによって、SDOは、アプリケーション開発者にさらに単純で、均一なプログラム・モデルを提供し、ツールが、一貫した形で異種のデータソース全体を処理することを可能にします。」と、OASIS SDO技術委員会の第1回会議議長であるIBMのShawn Moeは指摘しています。
「各タイプのデータソース(データベース、文書、Webサービス、そして企業アプリケーション・システム)は、それぞれユニークなAPIセット、プロトコル、そしてフォーマットを公開しており、それが、アプリケーションの複雑さを増す原因になっています。均一なデータ・プログラミング・モデルがあれば、開発者は、技術的な詳細よりはむしろビジネス・ロジックに集中することが可能になります。」と、バートン・グループのVP及びリサーチ・ディレクターであるAnne Thomas Manes女史は解説しています。
OASIS SDO技術委員会は、OASIS オープン複合サービス・アーキテクチャ(Open CSA)会員セクションの傘下で活動し、そこでは、ファミリー仕様であるサービス・コンポーネント・アーキテクチャ(SCA)仕様も開発されています。SCAとSDOは一体となって、企業の開発者がSOAの利点を完全に活用することを可能にする、言語に依存しないプログラミング・モデルを定義しています。
「SDOは、顧客ソリューションの核である企業データへの中立的なアクセス・パスを提供します。OASIS会員の多くは、既存や今後のデータ・アクセス技術に、SDOをさらに統合する優れたツール、データ・アクセス・サービス、そしてフレームワークを構築しています。」とOASISのプレジデント兼CEOであるPatrick Gannon氏は述べています。
OASIS SDO技術委員会には、全ての企業、非営利グループ、政府機関、学術機関、そして個人が、まだ参加することができます。会員も非会員も、この取り組みの記録保存にアクセスできますし、OASISは、一般からのコメントを収集するメカニズムも提供しています。SDOは、ロイヤリティ・フリーの原則の下で実装されます。
近々開催されるOASISイベント「オープン標準 2008: SOAにおけるコンポーザビリティ」は、SDO、SCA、そしてその他のSOA関連の標準に関するプレゼンテーションに焦点を当てています。このイベントは、2008年4月28日-5月1日に、カリフォルニア州サンタ・クララにて開催されます。プログラム提出の締切りは、12月17日です。
SDOへの支持の言葉
BEAシステムズ
「SDOは、包括的なSOAプラットフォームの展開配備における重要な側面を表しているデータ統合のサービス指向アプローチを可能にする標準として、BEAにとって大変重要な仕様です。」と、BEAシステムズの新規技術と標準のVPであるEd Cobb氏は述べています。
IBM
「IBMは、SDO技術委員会の設立を多くの業界が支持しているのを見て大変嬉しく思っています。このことは、顧客に、真にオープンな標準をベースとしたSOAソリューションのためのモデルを提供するという目標で一致を見たということです。SDOによって、アプリケーションは、様々なデータソースに共通の方法でアクセスできるようになり、プログラマーは、様々なデータ・フォーマットよりもむしろビジネス・プロセスに集中することができるようになります。SDOとSCAを利用することで、顧客は、ダイナミックで様々に適用可能なSOAソリューションを、さらに迅速に開発することが可能になります。」と、IBMのソフトウェア標準のVPであるKarla Norsworthy女史は述べています。
プログレス・ソフトウェア
「長い間のOASIS会員組織として、プログレス・ソフトウェアは、委員会設立メンバーとして、OASIS SDO技術委員会にそのサポートと技術専門性を提供することを誇りに思います。一組織として、弊社は、ソフトウェア開発コミュニティが業界標準を開発し広く利用することによって、データ・プログラミングを簡単に行えるように支援することをお約束します。弊社は、SDOアーキテクチャ仕様とAPIを定義し前進させることを支援することに関して重要な役割を演じるのを楽しみにしています。」と、プログレス・ソフトウェアのDataDirectテクノロジー部門の製品ビジネスのVPであるJohn Goodson氏は述べています。
SAP
「プログラミング言語とデータソースに依存せずにデータ・プログラミングを簡素化することは、企業が、エンタープライズ・サービス指向アーキテクチャに向けて梶を切る基本的要求です。SDOは、これを実現する取り組みにおいて長足の進歩を生みだします。そしてSDO仕様の開発における創立メンバー企業として、SAPは、この技術がより洗練され広く採用されるために、この取り組みをOASISへ移行するのみて、大変嬉しく思っています。」と、SAPの標準アーキテクチャであるSanjay Patil氏は述べています。
付加的な情報:
OASIS SDO 技術委員会
http://www.oasis-open.org/committees/sdo
OASIS Open CSA会員セクション
http://www.oasis-opencsa.org/
オープン標準 2008: SOAにおけるコンポーザビリティ
http://events.oasis-open.org/home/symposium/2008/
SCA Webセミナー・シリーズ: 2007年12月10-13日
http://www.oasis-open.org/events/webinars/sca-2007.php
OASISについて:
OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards)は、グローバルな情報社会向けのオープン標準の開発、統合、採用を推進しています。非営利国際コンソーシアムであるOASISは、SOA、セキュリティ、Webサービス、文書処理、電子商取引、電子政府と電子法律、ローカリゼーション、サプライチェーン、XML処理といった会員によって認識されたニーズのある領域のための標準を前進させています。OASISオープン標準は、より低いコスト、革新の促進、グローバル市場の成長への可能性を提供し、技術を自由に選択する権利を保護します。OASISコンソーシアムは、100ヶ国からの600を超える組織と個人会員を代表する5,000人以上の人々が参加しています。http://www.oasis-idtrust.org
報道機関の連絡先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
+1.978.667.5115 内線209 (オフィス電話)
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