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2006年12月19日
 OASIS ニュース

OASIS会員が、Universal Business Language (UBL) 2.0をOASIS標準として批准

共通ビジネス文書を表現する1,000種以上のXMLデータ要素に関するロイヤリティ無料の標準機能の新バージョン

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2006年12月19日米国マサチューセッツ州ボストン発 - 国際標準化コンソーシアム OASISは本日、同会員が、Universal Business Language (UBL) version 2.0を、同組織の最高位の批准レベルを示すOASIS標準として批准したと発表しました。UBLは、注文書や請求書といった標準的な電子XMLビジネス文書のロイヤリティ・フリーのライブラリを定義しています。UBL電子メッセージ・フォーマットは、既存のビジネス、法務、会計監査、そして記録情報管理手続きへの直接接続を可能にし、既存のFAXや紙ベースのサプライチェーンにおける再入力を減らし、中小企業が電子商取引へ容易に参入できるようにします。

UBL2.0は、ebXML Core Components Technical Specification (ISO 15000-5)を基にした1,000種以上のXMLデータ要素ライブラリを特色としています。UBL 1.0での注文から請求までの8種類の文書タイプ上に構築されたバージョン2.0は、23種類の新たな文書タイプを追加して、拡張された購買シナリオや基本的な運搬プロセスに対応しています。これらの新たなスキーマ開発は、デンマーク、ノルウェイ、英国、フィンランド、アイスランド、シンガポール、そして米国の政府によって直接間接を問わず資金援助されています。

「デンマークは、UBL 2.0の開発に積極的に参加し、この取り組みが極めて有益で、共同で作業することがたいへん実り多いものであると理解しました。我々は、他の国々に対して、顧客ニーズを基にオープンな国際標準を開発する取り組みに参加するように薦めています。デンマークは、UBL 2.0を電子購買の将来のバックボーンであると考えており、既にUBL2.0をデンマーク語にカスタマイズした最初の実運用ERP実装を確認しています。」と、デンマーク国立ITテレコム局の副長官であるMarie Munk氏は述べています。

UBLによってサポートされるビジネスプロセスの範囲を大きく拡大することに加えて、バージョン2.0は、コードリスト管理における飛躍的な進歩を提供するために、W3C XSLT、W3C XPath、そして ISO Schematronの力も利用しています。「現状のOASISでの開発の下で、コードリストの発行のための新しい' genericode'XML仕様を展開すれば、私達の手法によって、商取引パートナーは、容易にそして正確にコーリスト・サブセットを指定し、UBLインスタンス内の特定の要素やサブツリーにそれらを適用することもできるようになります。標準UBLスキーマを変更せずに、その全てが行えるのです。一度正しく配備されれば、この標準を基にしたプロセスは、インスタント検証の一部として、ビジネスルール・チェックの実装を可能にします。UBL 2.0リリースに含まれるオープンソース・ソフトウェアは、この新機能を直ぐに使える形で提供します。」と、OASIS UBL技術委員会の副議長であるTim McGrath氏は述べています。

「UBL 2.0に、新たなソーシング、フルフィルメント、そしてビリングの文書を加えることで、今グローバルな電子商取引は、インターネット経由の企業間トランザクション用の安価な市販ソフトウェアの開発をサポートするために必要な機能を手に入れました。北欧で実施中のUBLの実装は既に、ビジネスの形を作り直すという概念が経済に力を与えることを証明しています。」と、OASIS UBL技術委員会の議長であるサン・マイクロシステムズのJon Bosak氏は述べています。

「UBL OASIS標準は、あらゆる規模の企業に電子ビジネスの利点を与えることができます。ebXMLやWebサービスのようなその他のインターネットを基にしたメッセージ処理構造上に構築されているUBLは、地域内、国内、国際間の商取引に従事する先進国、発展途上国のいずれの企業にもチャンスを与えます。」と、OASISのCEO兼プレジデントのPatrick Gannon氏は言及しています。国際連合のICTと開発のためのグローバル・アライアンスのアドバーザーを務めているGannon氏は、UBLが、経済開発プログラムにおいて戦略的な役割を演じることができると見ています。「ロイヤリティ無料のオープン標準として、UBLは、アプリケーションやデータの可搬性を長期に渡って維持したいと願っている政府機関に大きな利点を提供します。」

UBL 2.0は、OASIS UBL技術委員会によって開発されました。その委員会のメンバーには、デンマークのMinistry of Science, Technology & Innovation、韓国のInstitute for Electronic Commerce、ニュージーランドのState Services Commission、スウェーデンのAssociation of Local Authorities and Regions、米国のDept of the Navyといった政府機関はもちろん、ボーイング、ブーズ・アレン・ハミルトン、キャップジェミニ、インテル、ジャストシステム、NEC、米国標準技術局 (NIST)、PTC、スタールング・コマース、サン・マイクロシステムズ等が含まれています。OASIS UBL技術委員会には、まだ誰でも自由に参加できます。OASISは、この標準の実装に関する情報を交換するためのubl-devメーリングリストを運営しています。

UBL 2.0への支持
ジャストシステム
「バージョン2.0で、UBLは、ビジネス文書向けのグローバルな標準に準拠したシステムを構築するための基盤となりました。ジャストシステムが生み出したXMLアプリケーション・プラットフォーム xfyは既に、31種のUBL文書タイプの全てをサポートしています。弊社は、このサポートが、業界のUBL 2.0の採用を支援し、実世界のビジネス遂行上の課題を解決するものと信じています。」と、ジャストシステムのCTOである樋浦秀樹氏は述べています。

サン・マイクロシステムズ
「10年前、サン・マイクロシステムズは、XMLを開発する取り組みを先頭に立って開始しました。XMLビジネス文書のためのUBL標準に対するサンのスポンサーシップは、政府機関や一般企業の莫大な節約を約束できる技術を持って、オープン標準開発にリーダシップを発揮するという弊社の伝統の継続を示しています。ロイヤリティ無料のUBL標準は、小企業の電子商取引への参入障壁を低くし、ソフトウェア・ベンダー間の競争を増大させ、電子商取引における革新を促進します。」と、サンのグローバル政府戦略の副社長であるCrawford Beveridge氏は見ています。

付加情報


OASIS UBL 技術委員会::
http://www.oasis-open.org/committees/ubl/

UBL FAQ:
http://www.oasis-open.org/committees/ubl/faq.php

Cover Pages 技術リポート:
http://xml.coverpages.org/ubl.html

OASIS Code List Representation 技術委員会:
http://www.oasis-open.org/committees/codelist/

OASISについて:

OASIS (Organization for the Advancement of Structured Information Standards) は、e-ビジネス標準の開発、統合及び採用を推進する非営利の国際コンソーシアムです。会員自らがOASISの技術計画を設定し、業界のコンセンサスを推進し、異なる取り組みを合体させために明確に開発された軽くてオープンなプロセスを使います。このコンソーシアムは、Webサービス、セキュリティ、e-ビジネス、そして公共事業やアプリケーションを特定した市場向けの標準化の取り組みに向けたオープン標準を開発します。1993年に設立されたOASISは、100ヶ国からの600以上の企業会員と個人会員を代表する5,000人以上の人々が活動しています。承認済みのOASIS標準は、AVDL、CAP、DITA、DocBook、DSML、ebXML CPPA、ebXMLメッセージング、ebXMLレジストリ、EML、OpenDocument、SAML、SPML、UBL、UDDI、WSDM、WS-Reliability、WSRP、WS-Security、XACML、XCBF、そしてXMLカタログです。
http://www.oasis-open.org

本件に関するお問い合わせ先:
Carol Geyer
OASIS 広報ディレクター
carol.geyer@oasis-open.org
Tel: +1 978.667.5115 x209

 

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